昨日、予備自衛官補(技能法務)の試験を受けるため、熊本市にある陸上自衛隊健軍駐屯地に行ってきました。
試験といっても身体検査と面接で、面接では志望動機を尋ねられ、国民の生命と財産を守ってくださっている自衛官を尊敬し感謝していることと、自分の専門性や社会的経験が少しでも役立ち自衛隊の一員になれたら嬉しいということをお伝えしました。
駐屯地内は写真撮影が禁止されていたため写真は撮れませんでしたが、宿舎をはじめとする施設は非常に老朽化している印象を受けました。
本来であれば、どの公務員宿舎よりも優先して最新の設備を整え快適で清潔な環境を用意すべきだと思います。日本政府も日本人も自衛官に対する敬意と配慮が足りないと、腹が立つと同時に申し訳なく感じました。
宿舎内では米兵の姿も多く見かけ、日本が真の意味で自存自衛の独立国家ではないことを改めて実感しました。
トランプ米大統領や副大統領のJ.D.バンス氏は、アメリカによる一国覇権は無理だと理解しているリアリストなので、米軍は中東や極東から徐々に撤退していく可能性が高いと思います。
日本は核保有国を含む友好的とは言い難い隣国に囲まれた島国です。
決して煽りたいわけではないのですが、食糧、エネルギー、経済、インテリジェンス、サイバーといったあらゆる分野での安全保障体制が脆弱な日本が自国を守ることができるのか、悲観的になってしまいます。
都心で生活していると迷彩服の自衛官や装甲車、戦車を日常的に目にすることはなく、多くの国民はそうした光景を「できれば見たくない」と感じているような気がします。
まるで、地政学的リスクや国際政治の現実も、北朝鮮による日本人の拉致被害も、中国による民族浄化や人権弾圧も、日本の食料自給率の低さも、35年間経済成長していないことも、薬害・突然死の急増や出生率の著しい低下も、何もかも、見たくない知りたくない現実は一切存在しないかのような、“小さな理想世界”の中で物理的な「戦争」さえなければ良しと考えているような、そんな気がします。
しかし、目を背けたらその現実が消えるわけではありません。
やる気が出ない起案だからといって、放っておけば提出期限までに誰かが代わりに起案して提出してくれるわけではありません。
むしろ、放っておけば放っておくほど事態は悪化し、依頼者にも連絡しづらくなり、時間をかけるほど起案の内容に対する期待値は上がっていき、このタイミングでこの内容ではとても提出できないと自分に対するハードルも上がり、現実逃避してブログを書く…。
現状を直視して状況を少しずつ改善していくしかないですね(頑張ります)。
何の話か分からなくなったのですが、日本を守ると言ってみても、確かに国民一人が直接変えられる現実なんてほとんどないのかもしれません。
でも、少なくとも、私たち一人ひとりは、日々日本と日本人を守るためにその任務にあたってくださっている自衛官に対して、敬意と感謝を示すことはできるのではないでしょうか。
そして、そのことは、日本の安全保障にとっても、重要なことだと思うのです。